ローラーベンチ(5)
本質でない事は承知の上で、日車15tDLに補重しました。
ボンネットの裏側に僅かな隙間を見つけ、そこに車のタイヤのバランスウェイト(廃品)をスーパーXで貼り付けました。15gを追加して、総重量は135gです。
テストをしながら観察していると、砂撒き管の先端がローラーに触れているように見えたので、不本意ながらほんの少しカットしてみました。砂撒き管の位置は、本来のレールの位置に対して適正だったとは思うのですが・・・。
カットしてみた結果、やはり砂撒き管がローラーに触れてブレーキになっていたのは確かだったようで、ボンネット側だけ回らないという現象は解消。キャブ側とボンネット側の回り方はほぼ同等になりました。しかしそれでも、回るローラーは回るけど、回らないローラーでは車輪がスリップするという状況に変わりはありません。
ローラーへの荷重の掛かり方を検討し、絵にしてみました。機関車の重量は各軸に分散されて、1ローラーあたりでは37.7g。ごく僅かの荷重しか掛かっていません。
ローラーの転がり抵抗を減らすための方策として、電気接点を柔らかなものに変更してみることにしました。電気接点の材料として、t0.2mmの燐青銅板を使用していますが、次の3個目・4個目のローラーベンチではt0.1mmに変えてみようと思います。取り敢えず1セット分の4枚を製作したところです。
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